積替え保管許可とは?

積替え保管とは?

 

収集運搬業は、積替え保管を含むと含まないの2種類あります。

 

積替え保管を含まない収集運搬業では、混合した状態で少量でも直接中間処分場等に

 

運搬しなければなりません。積替え保管施設を設けることにより、廃棄物と有価物に

 

したり、品目ごとに選別して一時保管して、まとめて廃棄物を中間処理場等に運

 

搬することを積替え保管といいます。原則搬入する車両と搬出する車両は同一でなけ

 

ればなりません。しかし、東京都は搬入若しくは搬出のいずれか自社の車両であれ

 

ば、問題ありません。

 

積替え保管を行う場合は、積み卸しを伴わなければなりません。

 

保管のみの許可は出ません。

 

収集運搬してきた車両から積替え地点以降の運搬の用に供される車両への産業廃棄物

 

の積替え及び運搬が、連続して行われない限り、保存行為を伴うので、積替え保管

 

の許可が必要です。

 

選別により廃棄物の減量ができ、廃棄物処理費を削減できます。

 

選別した鉄くず、古紙等は資源として売却できます。

 

まとめて廃棄物を運送できるので、運送コスト削減できます。

 

同時に輸送効率も向上できます。

 

保管できる廃棄物は、平均搬出量の7倍が限度です。

 

保管できる日数は、30日までです。

 

機械による選別は、中間処理と有機的に連結していなければ中間処理に当たらない

 

自治体もあります。しかし性状を変えることは中間処理と違いできません。

  

産業廃棄物の再資源化を促進するためには、廃棄物の広域移動は欠かせないので、積

 

替え保管施設の有用性が高まっています。

 

遠方まで収集運搬に行き、自社の中間処理場に運搬する場合は、中間点に積替え保管

 

え施設があると効率輸送が可能です。

 

積替え保管の許可は、保管施設を管轄する都道府県や政令市等窓口です。

 

自社の産業廃棄物でも千葉県等は、条例を定め、許可制です。

 

 事前協議と立地

 

積替え保管許可は、事前協議がある県等がありま

 

す。特に同意や環境保全協定は最大の難関です。

 

この要件をクリアーしないと許可は出ません。

 

一番のポイントは、立地です。

 

特に用途地域で決まります。

 

積替え保管施設ができない用途地域がありま

 

す。建築基準法の建築制限等のチェックも必要です。

 

港湾法等の確認も必要です。

 

行政により、住居専用地域は、認めていないところもあります。

 

市街化調整地域は、事務管理棟や雨水排水等問題になることがあります。

 

その点工業専用地域は、埼玉県等は、同意を免除しています。

 

行政により審査の基準が違います。

 

施設周辺の住居や公共施設のチェックは必須です。

 

千葉県等は、施設から100m以内に学校等公共施設がある施設は、審査基準に

 

抵触します。

 

東京都は、同意が要件でありません。

 

指導要綱などをチェックして、周到なリサーチが必要です。

 

許可の要件

1 事業計画が適切であること。

 

2 受入れできる施設を有すること。

  施設の使用権原があること。

 

3 修了証を有すること。

 

4 役員・株主等が欠格要件抵触していないこと。

 

5 事業を継続できる経理的要件を満たすこと。

 

産業廃棄物保管基準

1 周囲に囲い(耐久力が十分なもの)があり、かつ、見やすい箇所に産業廃棄物の保

 

  管場所である旨を表示した掲示板があること。 

 

2 保管に伴い汚水が生じる恐れがある場合は、公共水域及び地下水汚染を防止する

 

  ために必要な排水溝等を設けるとともに、床面は、地下浸透しない措置を講じる

 

  こと。

 

3 屋外で容器を用いずに保管する場合は、積み上げられた産業廃棄物の高さは、

 

  省令で定められた高さ超えないこと。

 

4 保管場所から産業廃棄物が飛散、流出、地下浸透並びに悪臭が発性しない

 

  ための必要な措置を講じること。

 

5 保管の場所には、ネズミやハエ、蚊その他害虫が発生しないようにすること。

 

石綿含有産業物を保管する場合は、その他の廃棄物と混合する恐れがないよう

 

  に、仕切りを設ける等、必要な措置を講じること。

積替え保管手続きのフロー

① 東京都(23区)

          

                                    事前相談 

             ⇩

       事前計画書及び特定作業場届出

             ⇩

            審査

             ⇩

            施設工事

             ⇩

            竣工検査

             ⇩

            許可申請

             ⇩

            許可

 

② 千葉県(事前協議のある場合)

       

                                   事前相談

             ⇩

           事前協議書申請

             ⇩

             審査

             ⇩

            説明会

             ⇩

         審査指示事項の通知

             ⇩

        県及び市町村関係各課と事前協議

             ⇩

        審査指示事項調整済回答書の提出

             ⇩

         事前協議終了通知

             ⇩

           工事設置届

             ⇩

            工事

             ⇩

           工事完了届

             ⇩

           竣工検査

             ⇩

          工事完了通知書

             ⇩

           許可申請

             ⇩

            許可

             

 

           

屋内保管のメリット

産業廃棄物は、雨に触れますと、性状が変化しやすい。

 

屋内保管であれば、産業廃棄物が雨水に触れることがないメリットがあります。

 

廃棄物に触れた雨水は、地下浸透し、地下水の汚染の恐れがあります。

 

同時に屋内作業すれば、騒音等緩和されます。

 

雨天時も作業できます。

 

廃棄物の飛散・流出も防止ができます。

 

積替え本保管のデメリット

1 施設を設けなければならいので、初期費用を大分要する。

 

2 性状を変えられないので選別後の廃棄物処理コストが負担になる。

 

3 マニフェストの選別後の処分先が不透明感が残る。


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2 同意等必要か?

 

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4 許可を取得できるまでどの位の時間がかかるか?

 

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