積替え保管許可のポイント

積替え保管のメリット

 

収集運搬業は、積替え保管を含むと含まないの2種類あります。

 

 収集運搬した廃棄物を荷卸し後選別して一時保管することを積替え保管といいます。

 

積替え保管を行う場合は、積み卸しを伴わなければなりません。

 

収集運搬した廃棄物を荷卸し後有価物を抜き取るには、積替え保管の許可がないと

 

できません。

 

保管のみの許可は出ません。積替え保管を行うには、都道府県等の許可が必要です。

 

原則搬入する車両と搬出する車両は同一でなければなりません。しかし、東京都は、

 

搬入若しくは搬出のいずれか自社の車両であれば、問題ありません。

 

収集運搬してきた車両から積替え地点以降の運搬の用に供される車両への産業廃棄物

 

の積替え及び運搬が、連続して行われない限り、保存行為を伴うので、積替え保管

 

の許可が必要です。

 

積み替え保管のメリットは、廃棄物と有価物に選別することにより、中間処理場等

 

に搬入する廃棄物を削減できますので、処分費を軽減できます。

 

同時に有価物の鉄くすや古紙等は、原料として売却できます。

 

まとめて廃棄物を運送できるので、運送コスト削減でき輸送効率が上がります。

 

収集運搬だけですと、選別が困難です。

 

また廃棄物をまとめて運搬できないので、その都度中間処理場等に運搬しなければ

 

ならないので、輸送効率が悪くなります。

 

保管できる廃棄物は、平均搬出量の7倍が限度です。

 

機械による選別は、中間処理と有機的に連結していなければ中間処理に当たらない

 

自治体もあります。しかし性状を変えることは中間処理と違いできません。

  

産業廃棄物の再資源化を促進するためには、廃棄物の広域移動は欠かせないので、積

 

替え保管施設の有用性が高まっています。

 

遠方まで収集運搬に行き、自社の中間処理場に運搬する場合は、中間点に積替え保管

 

え施設があると効率輸送が可能です。

 

 

自社の産業廃棄物でも千葉県等は、保管に供する面積が、100㎡以上の積替え保管施

 

設は、条例を定め、許可制です。しかし、事前協議はありません。

 

処理フロー

 

収集運搬→積替え保管→中間処理又は最終処分

       ↓

      有価物

 

積替え保管のデメリット

 

① 廃棄物の性状を変えることができないので、リサイクル率が中間処理より低い。

 

② 中間処理と比べ、マニフェストの信頼が低い。

 

③ 収集運搬と比べ、設備投資の負担が大きい。

 

 事前協議制度と立地

 

積替え保管許可は、事前協議がある県等がありま

 

す。事前協議は、「各県廃棄物処理施等の事前協

 

議等に関する規程」に基づき知事と協議しなけば

 

なりません。

 

廃棄物処理法の事前審査の必要な事項を定め、地

 

域理解の促進又は廃棄物の適正処理の推進を図

 

り、周辺地域の生活環境の保全及び周辺の施設について適正な配慮を図ることを目的

 

としています。

  

事前協議で最大の難関は、同意又は環境保全協定の締結です。

 

各都道府県により同意等の用件が、違います。

 

この要件をクリアーしないと許可は出ません。

 

一番の中間処理許可ポイントは、立地です。

 

建築基準法には、用途地域による建築物の用途制限があります。

 

建築基準法で建築可能な建築が用途地域ごとに定められています。

 

事務所等制限される地域が規定されています。

 

積替え保管施設ができない用途地域があります。港湾法で積替え保管施設を制限して

 

いる地域があります。

 

港湾に隣接した地域は要チェックしてください。

 

千葉県は、施設から直線で100mのに学校、病院、図書館等は保護対象施設

 

に当たります。

 

市街化調整地域は、建築基準の要件が厳しく、排水が問題になることもあります。

 

貯水槽や浄化槽の設置も必要な自治体もあります。

 

また道路や下水等のインフラが整備されていないことが多いのが現状です。

 

工業専用地域は、埼玉県等は、事前協議の同意を免除しています。

 

また道路や下水等インフラが整備されている所が多い。

 

営業開始後も苦情が比較的少ないエリアです。

  

指導要綱は、必ず把握しておく必要があります。

 

山林法、河川法、文化財保護法、、鳥獣保護法、緑地保全地域等条例で規制を設けて

 

いる自治体もあります。

 

許可の要件

 

1 事業計画が適切であること。

 

2 受入れできる施設を有すること。

 

  施設の使用権原があること。

 

3 修了証を有すること。

 

4 役員・株主等が欠格要件抵触していないこと。

 

5 事業を継続できる経理的要件を満たすこと。

 

産業廃棄物保管基準

 

1 周囲に囲い(耐久力が十分なもの)があり、かつ、見やすい箇所に産業廃棄物の保

 

  管場所である旨を表示した掲示板があること。 

 

2 保管に伴い汚水が生じる恐れがある場合は、公共水域及び地下水汚染を防止する

 

  ために必要な排水溝等を設けるとともに、床面は、地下浸透しない措置を講じる

 

  こと。

 

3 屋外で容器を用いずに保管する場合は、積み上げられた産業廃棄物の高さは、

 

  省令で定められた高さ超えないこと。

 

4 保管場所から産業廃棄物が飛散、流出、地下浸透並びに悪臭が発性しない

 

  ための必要な措置を講じること。

 

5 保管の場所には、ネズミやハエ、蚊その他害虫が発生しないようにすること。

 

石綿含有産業物を保管する場合は、その他の廃棄物と混合する恐れがないよう

 

  に、仕切りを設ける等、必要な措置を講じること。

 

7  特別管理産業廃棄物である廃油は、容器に入れ密封すること等当該廃油の

 

 揮発防止のために必要な措置及び高温にさらされないために必要な措置を講じる

 

 こと。

 

8 PBC汚染にあっては、当該PCB汚染物の腐食防止のために必要な措置を講じる

 

  こと。

 

9 腐食する恐れがある特別管理廃棄物は、容器に入れ密封すること等当該特別

  

  管理産業廃棄物の腐食のために必要な措置を講じること。

 

10 廃棄物の保管は、以下に示す基準で産業廃棄物の積替えを行う場合を除き

 

   行ってはならない。

 

  イ あらかじめ、積替えを行った後の運搬先が定められていること。

 

  ロ 搬入された産業廃棄物の量が、積替えの場所において適切に保管できる

 

    量を超えないこと。

 

  ウ 搬入された産業廃棄物の性状が変化する前に搬出すること。

 

11 許可された保管施設以外の場所では保管しないこと。

 

12 長期間の保管は行わないこと。

 

13 積替え保管施設において、廃棄物の種類の異なる物を混合して取り扱わない

 

   こと。

 

中間処理との相違

 

中間処理は、廃棄物の性状を変えることができますが、積替え保管はできません。

 

保管上限も違います。積み替え保管は、平均搬出量の7倍が限度です。

 

中間処理の保管上限は、一当たりの処理能力の14日分です。

 

通常積替え保管は、手動であれば可能ですが、動力などの機械は使用できません。

 

 

積替え保管手続きのフロー

① 東京都(23区)

          

                                    事前相談 

             ⇩

       事前計画書及び特定作業場届出

             ⇩

            審査

             ⇩

            施設工事

             ⇩

            竣工検査

             ⇩

            許可申請

             ⇩

            許可

 

② 千葉県(事前協議のある場合)

       

                                   事前相談

             ⇩

           事前協議書申請

             ⇩

             審査

             ⇩

            説明会

             ⇩

         審査指示事項の通知

             ⇩

        県及び市町村関係各課と事前協議

             ⇩

        審査指示事項調整済回答書の提出

             ⇩

         事前協議終了通知

             ⇩

           工事設置届

             ⇩

            工事

             ⇩

           工事完了届

             ⇩

           竣工検査

             ⇩

          工事完了通知書

             ⇩

           許可申請

             ⇩

            許可

             

 

           

屋内保管のメリット

産業廃棄物は、雨に触れますと、性状が変化しやすい。

 

屋内保管であれば、産業廃棄物が雨水に触れることがないメリットがあります。

 

廃棄物に触れた雨水は、地下浸透し、地下水の汚染の恐れがあります。

 

同時に屋内作業すれば、騒音等緩和されます。

 

雨天時も作業できます。

 

廃棄物の飛散・流出も防止ができます。

 

特定作業場の届出

東京内は、特定作業場の届出書を提出しなければならい自治体があります。

事前計画書を都に提出する前に申請しなければなりません。


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1 この場所で積替え保管の許可が取れるか?

 

2 同意等必要か?

 

3 費用はどの位かかるか?

 

4 許可を取得できるまでどの位の時間がかかるか?

 

5 事前協議は必要か?

 

6 土地の用途地域がわからない。

 

7 土地が見つからない。

 

8 申請書類の書き方がわからない。

 

9 申請の手順がわからない。

 

10 開始資金がわからない。

 

 

 

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